ジャーナリズム
イーベイ創業者ピエール・オミダイア氏が立ち上げたメディアカンパニー「First Look Media」。これまで何度かお伝えしてきましたが、NSAの盗聴活動の実態に迫る「The Intercept」は、丁寧かつ独自ソースをもとに、継続的に公益のために報道を続けています。 …
最近、ニューヨークタイムズ紙のイノベーションレポートが話題となっており、海外メディアを把握するのにぴったりです。 Guardianの記事によれば、BBCもレポートを出したとのこと。その中では、BBCはほかの新興メディア(Vice MediaやBuzzFeed)よりも「特徴…
海外の新興メディアというと「海外における新興ウェブメディアの隆盛 〜12のメディアから見えてくるもの〜」という記事でバイラルやキュレーション系のメディアを多くまとめました。 新興メディアは、ソーシャルからの流入やスマホ時代のコンテンツ発信で、…
photo credit: wallyg via photopin cc 2014年4月24日のニューヨークタイムズ社のプレスリリースによれば、同社のデジタル有料購読者は約80万人を記録したとのこと。昨年から4万人ほど購読者が増えています。 第一四半期においては、デジタルと紙の広告売り…
photo credit: Sean Molin Photography via photopin cc 「BuzzFeed(バズフィード)に見る、これからのウェブメディアに重要な7つのポイント」という記事でバズフィードの特徴を詳細に解説しました。 かわいいネコやイヌのリスト記事や動画、GIF画像のまと…
「Web編集者やジャーナリストが参考にしたい5つのスライド」という記事で紹介したスライドにも出てくるNPOメディア「テキサス・トリビューン」。 テキサスを拠点としつつも、38人のスタッフで、55万人UU、年間120万ドルの売り上げを記録しています(インタラ…
ウクライナ情勢をめぐって、海外の新興メディアが中心となり、報道の連携をはじめました。その名も、「Ukraine Desk」。 連携するのは、ニュースメディア「Vice News」を筆頭に、テックメディア「Mashable」、アグリゲーションサイト「Digg」、非営利ニュー…
以前、「Web編集者やジャーナリストが参考にしたい5つのスライド」という記事を書き、多くの方に読んでいただきました。今回は、メディアの作り手が一度は観ておきたい3つのセッションを紹介します。 メディア・イノベーションがもたらす社会(G1サミット) …
(出典:Facebookより) バズフィード社長兼COOだったJon Steinberg(ジョン・スタインバーグ)氏が今月いっぱいで退任と、ロイターをはじめ多くのメディアが報じています。 2006年にLerer Ventures(レーラー・ベンチャーズ)などベンチャーキャピタルから…
今年に入り、メディア自体の評価はもちろんのこと、ニュースレターやソフトウェアでも様々なアワードを受賞しており注目されている新興メディア「Quartz(クオーツ)」。 月間読者500万人超えたデジタルメディア「Quartz(クオーツ)」が2014年に見据えるこ…
これまで様々な切り口で紹介してきた英アトランティックメディアが運営する新興ビジネスメディア「Quartz(クオーツ)」。 記者に「専門分野」は求められなくなるのか? 「Quartz」が志向する未来のメディア像 月間読者500万人超えたデジタルメディア「Quart…
CNNで金融や政治を担当 「動画ニュースサイトの幕開けとなるかーーハフィントンポスト共同創業者らが立ち上げたメディア『NOWTHIS NEWS』とは」という記事で詳しく紹介したことのある、「NowThis News(ナウディスニュース)」。 なんとその編集長を務めてい…
G1サミットで「現代ビジネス・瀬尾氏×スマートニュース・藤村氏×ユーザベース・梅田氏 メディア・イノベーションがもたらす社会」というセッションがあったようです。セッション紹介文は以下のものです。 既存メディアが軒並み苦戦を強いられる中、WEBメディ…
メディアづくりを考えるとき、国内のメディアだけでなく、海外メディアに目を通すことで参考になることも多そうです。インスピレーションを得るために、デザインが優れていると思う、海外メディアを10個に絞って簡単に紹介します。 デザイン関係なく、注目の…
バイラルメディア「BuzzFeed(バズフィード)」の買収に向け、今年始めにディズニーが交渉していた(のちに決裂)と、フォーチュン紙が報じました。 Disney tried to buy BuzzFeed - Fortune Tech 全世界で1億人以上の読者を持ち、米国以外にも展開している…
海外の有名紙であるニューヨークタイムズは、紙・ウェブ問わず、新しい取り組みをどんどん行っている媒体の一つです。具体的にどのような取り組みをはじめていて、その背景にはどのようなメディアのトレンドや大きな流れがあるのでしょうか。 この記事ではニ…
以前「海外における新興ウェブメディアの隆盛 〜12のメディアから見えてくるもの〜」という記事で書いたことのあるミレニアル世代をターゲットにした新興メディア「PolicyMic(ポリシーミック)」。 このたび、Netscape共同創業者Jim Clark(ジム・クラーク…
メディアの輪郭でも数回紹介したことのあるアトランティックメディアが運営する新興ビジネスメディア「Quartz(クオーツ)」。 記者に「専門分野」は求められなくなるのか? 「Quartz」が志向する未来のメディア像 月間読者500万人超えたデジタルメディア「Q…
CNNが2014年3月の月間7600訪問数、19億ページビューを記録し、過去最高の数字をマークしました。CNN公式ブログの「CNN Digital Posts Strongest Month Ever in March 2014」という記事に詳細が出ています。 マレーシア航空機失踪やウクライナ情勢、アカデミ…
ウェブメディアの編集、ジャーナリズム関連の情報を得るために、よくウェブメディアの記事を読んだりしますが、良質なスライドも多くあります。 この記事では、デジタルメディア時代に見ておきたい5つのスライドを紹介したいと思います。 Innovations in Dig…
ニューヨークタイムズが以前より準備してきた新サイト「The Upshot」が正式リリースしました。データとグラフィック、テクノロジーの力で"ニュースをナビゲート"していくことを目指しています。 The New York Times Company - The New York Times Launches T…
非営利団体で調査報道、ピューリッツァー賞獲得 今年のピューリッツァー賞にて、調査報道部門を受賞した非営利団体「The Center for Public Integrity」のクリス・ハンビー氏。 炭鉱労働者たちが長期間にわたり粉塵を吸い込んだことでかかった炭塵肺について…
(出典:FiveThirtyEight) 先日、2014年ピューリッツァー賞が発表され、NSA報道を継続的に伝えたガーディアン紙やワシントンポスト紙をはじめ、さまざまな部門の発表が行われました。 The Pulitzer Prizes | 2014 Pulitzer Prize Winners そんな中、統計家…
スマホ時代、ニュースでは要約など短くさくっと触れることができることのニーズが増えているように思います。それは動画にも当てはまり、Vineなどの動画の流行も見られます。 一方で、それとは逆行するような長文や長編の記事や動画を取り入れるメディアも増…
3月25日、通信社のロイターが、写真や動画アーカイブを販売する「Reuters Access」を開設しました。 2700人以上のジャーナリストを擁し、世界200ヵ国以上の情報をカバーしており、様々なジャンルのニュースを提供しています。 そんなロイターが、米国限定で…
ウェブメディアやデジタルコンテンツの未来の方向性、というのは常に気になっています。メディアの輪郭でも新興メディアの視点や大手メディアの実験を取り上げることで、できるだけヒントを拾うようにしています。 海外ウェブメディアの現在地 〜新興メディ…
メディアの輪郭では、新興メディアの視点や大手メディアの実験を追っています。 海外ウェブメディアの現在地 〜新興メディアの視点と大手メディアの実験〜 そうすると、たまに聞かれるのが「どこから情報収集してるの?」ということ。 海外メディアについて…
先日、スクーに登壇した際に、「バズフィード」についてお話ししました。その際のスライドが以下になります。 海外メディア「バズフィード」から得るメディア戦略のヒント 佐藤 慶一 先生 - 無料動画学習|schoo(スクー) 海外メディア「バズフィード」から…
これまでことあるごとに取り上げてきたイーベイ創業者ピエール・オミダイア氏のメディアづくり。 彼のメディアカンパニー「First Look Media(ファーストルックメディア)」が2月にスタートした、NSA問題を追うメディア「Intercept(インターセプト)」に動…
増えてくる大手の動画メディア参入 3月はじめ、月間900万PVを持つメディア「コタク」がバイラル系メディアとしてリニューアルしたことが話題となりました。大手のウェブメディアが動画キュレーションを中心に据え、バイラル系メディアとして参入したことは注…