2014-01-01から1年間の記事一覧
eMarketerの調査によれば、2018年までにアメリカにおける広告費の26%がモバイルのそれになると、Media Life Magazineが伝えています。今年よりも10%増加することになります。 デジタル広告費は全体の28%を占め、2018年までには38%に成長すると予測。Pew Inte…
(photo credit: mezzoblue via photopin cc) 今年はイノベーション・レポートが流出し、自社の読者開発に課題があることを示したニューヨーク・タイムズ。なんとロンドンに、100名ほどのスタッフを移動させる計画があると、ガーディアンが伝えています。 …
短い動画ニュースを配信するサイト「NowThis(ナウディス)」が、600万ドル(約7億円)を調達しました。米テッククランチなどが報じています。 ナウディスは、2012年にバズフィードの会長でハフィントンポストの共同創業者であるケン・レーラー氏とハフィン…
バズフィードが11月に公開した、ソーシャル、モバイル、動画などに関するデータページについてメモします。変化するメディア環境をある程度理解することができる資料になりそうです。 How Technology Is Changing Media - BuzzFeed 1. 米国のミレニアル世代…
雑誌『タイム』などを発行するタイム社が、ビットコインの取引ができるオンラインサービス「Coinbase」と提携を発表。これにより、ビットコインでの購読料の支払いが可能になりました。プレスリリースで発表しています。 大手出版社でビットコインでの支払い…
とても勢いのあるVice Media(ヴァイス・メディア)がメディアやジャーナリズム関連で多くの投資や寄付をおこなうナイト財団と共同で、50万ドル(約5,700万円)規模のジャーナリズム基金を設立するようです。Vice Newsなどが伝えています。 この基金はEntrep…
オーストラリアのスタートアップが打ち出した「Inkl」というサービスを紹介します。「Spotify for news」と形容されることもあり、定額読み放題サービスといった感じです。米テッククランチなどがくわしく紹介しています。 ウェブアプリとネイティブアプリが…
米メディア「Capital New York」が長文メディア「Longreads」創設者に短いインタビューをしていました。 The 60-second interview: Mark Armstrong, Longreads founder | Capital New York メディアの輪郭では長文の流れを積極的に追っていますので、そのな…
タイム誌が今年もベストウェブサイト50を選定しています。昨年はバイラルメディア「Upworthy(アップワーシー)」やビジネスメディア「Quartz(クオーツ)」、動画ニュースサイト「NowThis(ナウディス)」などが取り上げられていました。 50 Best Websites …
ローカルやモバイルに向かう動きを紹介したことがあるBBCについて、「BBC Genome」という取り組みを取り上げます。 これは一言で言えば、過去のテレビやラジオ放送などのアーカイブをリストで並べたもの。1923年〜2009年までのものについて情報を確認できま…
元ホワイトハウス次席補佐官を新COOに迎えたり、ジャーナリズムの新しい地平を切り拓いているヴァイス・メディアが新しい動きを見せました。 映画会社「20世紀フォックス」との提携を発表し、映画製作へ乗り出すというのです。ジョイントベンチャーとして「V…
イーベイ創業者、ピエール・オミダイア氏が出資・創業したファースト・ルック・メディアが新メディア「reported.ly」を公開しています。プラットフォームはミディアムを活用。 the reported.ly team — Medium NSAの盗聴活動の実態に迫るメディア「インターセ…
世界中の報道メディア機関の編集者ネットワーク 「Global Editors Network(GEN)」が主催する「Data Journalism Awards 2014」の受賞事例を紹介します。 このアワードへのノミネートが最多だったのは、調査報道をおこなう非営利メディア「プロパブリカ」で1…
(photo credit: NecatPace.ORG via photopin cc) 長い歴史をもち、フェイスブック共同創業者クリス・ヒューズが経営する政治メディア「The New Republic(ニュー・リパブリック)」に動きがありました。 米メディアThe Daily Beastは、「Facebook Prince P…
テックメディア「The Next Web」が広告以外のマネタイズ施策としてEコマース強化していくそうです。Digidayなどが伝えています。 サイトの規模はSimilarwebでみると月間1000万訪問数くらい。Comscoreでは男性が7割以上を占めるとのこと。そこでアプリやガジ…
海外メディア「バズフィード」の2014年の収益が1億ドル突破したとのことです。Capital New Yorkなど多くのメディアが取り上げています。バズフィードCEOのジョナ・ペレッティによる社内向けメモから明らかになりました。 ネイティブ広告を武器に、2013年は60…
(左から、ケビン・ディレイニー氏、リッチ・ジャロスロフスキー氏、藤村厚夫氏) 伝統メディアから「完璧な事例」が生まれた理由 先日、スマートニュースが事業戦略発表会を開催しました。そのなかで「SmartNewsと米国メディア責任者が語る最新メディア動向…
編集という言葉、デザインという言葉、どちらもよく見聞きする言葉ですが、「編集デザイン」という言葉は聞き慣れません。 この言葉を知ったのは、フィルムアート社から出版された『これからのメディアをつくる編集デザイン』という本を読んだことがきっかけ…
アメリカ大手紙「USA TODAY」が11月4日実施のアメリカ中間選挙に向けて制作した「USA TODAY/TWITTER Political Issues Index」を紹介します。 デイリーでの政治トピックスに関するツイートを収集したもので、年齢別、性別、州別の3つの観点から確認できると…
経済紙エコノミストがニュースアプリ「The Economist Espresso」をリリースしました。 iOS、Androidどちらもリリースされており、無料でダウンロードできます。アプリが使えない人は、メールで配信を受け取るという選択肢もあります。記事は平日のみ配信され…
ツイッターのハッシュタグをきれいなデザインでまとめたサイト「Hash(ハッシュ)」がいい感じ。 サービスを開発したスタートアップ代表のStephen Phillips氏はもともとTwitter社でソフトウェアエンジニアとして働いていた人物。「今日の話題(Today's Talki…
バズフィードがWHO(世界保健機関)のブラックリスト入りだった、ということをワシントンポストなど海外メディアが報道していました。 WHOのコミュニケーションチーム内部のメールのやりとりに、バズフィードの記者が入っていたことで明るみになったことです…
時事問題以外も扱う弁護士ドットコムニュース 10月に津田ブロマガで、弁護士ドットコムニュース編集長・亀松太郎氏へのインタビューがおこなわれていました。 9月9日、総合ニュースメディアとして、リニューアルされた「弁護士ドットコムニュース」。今回の…
これまで何度か動向をお伝えしている、注目メディア「Vice Media(ヴァイス・メディア)」が新しい動きを見せています。 (参考)世界35ヵ国に展開するVice Media:2016年に売り上げ10億ドル&IPOも? (参考)ジャーナリズムの新しい地平を切り拓く「ヴァイ…
米ヤフーはさまざまなジャンルのメディアを立ち上げています。 米ヤフーのTumblr買収はどのようなシナジーを生んだのか? 「ヤフーファイナンス」でブロガーの投稿を活用ーー「プラティッシャー」としての米ヤフー 直近ではDIYをテーマにした「Yahoo DIY」を…
ハフィントンポストのオンライン放送局「HuffPost Live(ハフポスト・ライブ)」が、動画配信サービス「Hulu(フールー)」に配信されるようになり、基本的には毎日アップされるとのこと。 ハフポスト・ライブについては、以前書いたことがあるので、ぜひ参照…
これまで何度か紹介してきた、アメリカの調査報道NPOメディア「プロパブリカ」の新しい試みをお伝えします。 調査報道メディア「プロパブリカ」のデータ販売額、3万ドルを突破 月間50万UUで社会を変えるNPOメディア「プロパブリカ」ーーその手法とは? なん…
以前、イーベイ創業者・ピエール・オミダイア氏の「First Look Media(ファースト・ルック・メディア)」が2つ目の調査報道メディアを立ち上げるという話題を提供したことがありましたが、どうやら暗雲が立ちこめはじめました。NSAによる盗聴問題を報じる「T…
サッカー選手が出ないサッカーマガジン『OFF THE BALL』を買いました。 クラウドファンディングサービスのCAMPFIREで創刊資金を集めていたこともあり、気になっていました。紙雑誌は1500円という価格設定ですが、ウェブ(OFF THE BALL issue:00)では無料で…
バズフィードが大きく、かつ、着々とさまざまな動きを見せているので、3つにしぼって紹介します。それぞれ発行人交代、フォーマット開発チーム、ニュースアプリ開発(とそれに合わせた人材獲得)です。 1. グロースハッカーを発行人に バズフィードのグロー…