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テキサス・トリビューンが論説サイト「TribTalk」をリリース

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Web編集者やジャーナリストが参考にしたい5つのスライド」という記事で紹介したスライドにも出てくるNPOメディア「テキサス・トリビューン」

テキサスを拠点としつつも、38人のスタッフで、55万人UU、年間120万ドルの売り上げを記録しています(インタラクティブなデータを集めたページが多くのトラフィックを得ているようです)。

そんなテキサス・トリビューンが論説サイト「TribTalk(トリブトーク)」をリリースしました。

テキサスの政治や政策を中心に、外部の寄稿者の記事を集めています。書き手のページを見ると現在時点では16名おり、政治家や弁護士、起業家、コンサルタントなど様々です。

記事ページもQuartz(クオーツ)のようにスクロールでURLが変わるデザインなので、タップやクリックがほとんどいらないサイトなので、スマホトラフィックに比重を置いたのでしょう。

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マネタイズはスポンサードコンテンツで行っており、上記の写真右が、スポンサードコンテンツで、一目で分かるようになっています。

媒体資料によれば、スポンサードコンテンツは1本2500ドルとのこと。非営利メディアにも関わらず、社説ではなく、論説サイトを立ち上げ、なおかつスポンサードコンテンツで稼ぐ戦略をとる、テキサス・トリビューン。

注目ではありながら、なかなか真似はできないメディア戦略だと思いました。