メディアの輪郭

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『ヒットの崩壊』が発売から半年経っても売れ続けているワケ

『ヒットの崩壊』の反響 少し前になりますが、担当書『ヒットの崩壊』に関して、毎日新聞「キーパーソンインタビュー」欄で取り上げていただきました。著者の柴那典さんと一緒に担当編集としてもインタビューを受けました。 新書「ヒットの崩壊」が予見した…

SMAP、宇多田、ピコ太郎、紅白、君の名は。…2016年の統括と2017年の展望を語りつくすイベント

担当書『ヒットの崩壊』(講談社現代新書)の第2弾イベントを開催します。第1弾はデジタル音楽ジャーナリストのジェイ・コウガミさんをゲストにおこないましたが、今回は音楽/映画ジャーナリストの宇野維正さんをお招きしての開催です。 SMAP、宇多田、ピ…

『ヒットの崩壊』がポッドキャスト番組「donguri.fm」で取り上げられました

アフリカから帰国していろいろやられている@natsumeg_kさんとBuzzFeed Japanエディターの@narumiさんが話すポッドキャスト番組「donguri.fm」で、担当書『ヒットの崩壊』(講談社現代新書)が取り上げられました。この番組はiTunesやSoundCloudで聴くことが…

『ヒットの崩壊』刊行記念イベントを開催しました

『ヒットの崩壊』イベントまたやる予定です 11月15日(火)、担当書『ヒットの崩壊』(講談社現代新書)の発売日に刊行記念のイベントをスマートニュースのイベントスペースにて開催しました。 「テクノロジーは音楽をどう変えたのか?」と題して、『ヒット…

エンタメとカルチャー「激動の時代」を仮説・検証する〜『ヒットの崩壊』ができるまで

ヒット曲は時代を映し出しているか? 歌は世につれ、世は歌につれ──。かつて大瀧詠一は「ヒット曲は聞く人が作る」と語った。果たして今、ヒット曲は時代を映し出しているだろうか? 11月15日に編集担当書『ヒットの崩壊』(講談社現代新書)が発売になります…

雑誌『編集会議』に「2017年、Webメディアの潮流を読む」を寄稿しました

雑誌『編集会議』2016年秋号に「2017年、Webメディアの潮流を読む」という記事を寄稿しました。「Webメディアがなくなる日」という小見出しから書き出し、潮流を読むところまでたどり着きませんでしたが、もしご関心あれば手に取ってみてください。 ジャーナ…

「激変する音楽業界」と「新しいヒットの方程式」を探る本『ヒットの崩壊』

編集を担当した『ヒットの崩壊』(講談社現代新書)が11月15日に発売されます(新書版240ページ)。Kindle版も昨日から予約がはじまりました。 著者は音楽ジャーナリストの柴那典さん。「激変する音楽業界」と「新しいヒットの方程式」をテーマに半年以上か…

「ポリタス」に寄稿しました

ジャーナリスト・津田大介さんにお声がけいただき、「ポリタス」に寄稿しました。 声を上げていた男から、声が消えてしまった夏(佐藤慶一)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか 「声」をテーマに、地元の佐渡やメディア、政治の話な…

メディア激変の10年〜スマホとSNSがルールを書き換えた

という内容の原稿を「クーリエ・ジャポン」のメディア特集に寄せました。 すでに「デジタルメディアの危機」は到来している! 世界のメディア「激変の10年」を、若手評論家が斬る スマホとSNSがメディアの世界をどのように書き換え、今はどのような時代で、…

2015年以降の「メディア激変」を統括する

(内容とはまったく関係ありませんがお気に入りの写真です) 2015年以降の「メディア激変」を統括する、といった内容の短期連載がはじまりました。ブロガーのイケダハヤトさんのnoteマガジンに掲載されるものです(月1ペースで全4回くらいを想定しています)…

ユーザーに嫌われる「ツイッター字数制限1万字」がメディアを救うか?

文字数拡大はスクリーンショットがきっかけ? 「Twitterの文字数制限が1万字に拡大か」といった報道が出ていました(初出はRe/code)。実装するとなれば、早くとも3月あたりになるそうです。 2015年9月にも一度、140字の文字数制限を撤廃するというニュース…

流通の勢力図が見えたメディア業界、2016年は「融合」がキーワード?

「いま、新聞などジャーナリズムが危機にあるのは、ユーザー体験を考え抜いたサービスがないからだ」 こんな声を聞いたのは、2015年8月にオランダに渡り、メディアを取材したときのこと。発言の主は、「Blendle(ブレンドル)」というプラットフォームの国際…

2015年、いちばん印象強くエグられた記事/佐藤慶一 #HyperlinkChallenge2015 #孫まで届け

みんなの「これだ」という1本が知りたい 先日、「北欧、暮らしの道具店」の長谷川賢人さん、「サイボウズ式」の藤村能光さん、「隠居系男子」の鳥井弘文さんとWeb編集者飲みをしているなかで、誕生した企画が「ハイパーリンクチャレンジ2015」です。ひとこと…

ショートカット化する日本/ムダも余裕も隙もない"最適化"社会へ

大人になってから、「最初はパー」で勝ち急ぐ人はめっきり見かけなくなりました。勝負は目の前の瞬発的なものだけでないと気付いてくるからかもしれません。 ふとそんなことを思いながら家まで歩いて帰る途中で、2015年ユーキャン新語・流行語大賞の候補語50…

日本版バズフィード編集長が発表されたけれど、他国版の編集長は一体どんな人たち?

10月16日、日本版バズフィード(媒体名は未定)の創刊編集長に元朝日新聞記者の古田大輔さんが就任したことが発表されました。リリースは今冬を予定。古田さんは東南アジア特派員、シンガポール支局長を経て、朝日新聞デジタルの編集者になった人物。「withn…

コンデナスト社、音楽メディア「Pitchfork」を買収〜若い読者と新しい収益源を求めて

驚きました。 ファッション誌『Vogue』『GQ』やテクノロジーカルチャー誌『WIRED』などをもつコンデナスト社が音楽メディア「Pitchfork(ピッチフォーク)」を買収したのです。 Pitchfork Acquired by Condé Nast | News | Pitchfork 1995年にひとりの高校生…

スナップチャットはメディアをどう変えるのか?

(photo credit: Snapchat via photopin (license)) 今年8月にニュースレターをはじめました。まだたった5通ですが、500名弱の方々が受け取ってくださっているようです。改めていまだに多くの人が使うメールというメディアのおもしろさを実感しています。 …

メンバーズ、元アトコレのMiner Studio買収――若手起業家がつくるメディアの未来

ソーシャルメディア活用支援やWebサイト運用などを提供するメンバーズが9月29日、株式会社マイナースタジオ(元・株式会社アトコレ)の買収・子会社化を発表しました。買収額は公表されていませんが、複数の関係者によれば数億円規模だそう。 アトコレは「み…

Medium、5700万ドル調達――良質なブログプラットフォームはようやく収益化に向かうのか

ブログプラットフォーム「Medium」がアンドリーセン・ホロウィッツをリードインベスターとする資金調達を実施、その額は5700万ドルとのことです(Google VenturesやGreylock PartnersもシリーズAに続き参加)。Re/codeなどが報じています。増資前評価額は4億…

YouTubeの戦略「スリーH」とは/Antennaがラジオに番組提供する理由――プラットフォーム群雄割拠のいま

毎週通っている池袋ジュンク堂の雑誌コーナーをのぞいていたら、ビデオリサーチが発行している雑誌『Synapse(シナプス)』を見つけたので買ってみました(ビビッドなピンクが目立っていました)。特集は「プラットフォーム群雄割拠」。 動画系プラットホー…

3年で約6億PV、世界展開、事象を詳報――メディア新時代を鮮烈に切り拓いた「クオーツ」の功績

アトランティックメディア社が2012年に開始した、新鋭ビジネスメディア「Quartz(クオーツ)」 が3周年を迎えました。それを報告する記事では、さまざまなデータやこれまでの軌跡が示されていました。 Thank you, readers—Quartz turns three years old toda…

完成物でなくプロセスを売ろう――「コミュニティ」はメディアとエンタメ不況を救えるか

「『良いものをつくれば売れる(読まれる)』という時代が終わり、読者・ユーザーに『どう届けるか』という"コミュニケーションを編集する力"が問われる」 メディア関係者であれば手に取った方もいるかもしれない、雑誌『編集会議』の「編集2.0」特集扉ペー…

日本上陸が発表された「バズフィード」ってどんなメディア? 特徴や強みをスライド100枚で知る

月間2億人以上が訪問する米国のニュースサイト「バズフィード」が、日本向けに創刊されるそうです。タッグを組むのはヤフージャパン。 BuzzFeedとヤフー、「BuzzFeed Japan」を設立今冬、日本向けBuzzFeedを創刊 / プレスルーム - ヤフー株式会社 BuzzFeed P…

プラットフォーム優位の時代、コンテンツ側はどう考えればよいのか?

川上量生さんが書かれた『鈴木さんにも分かるネットの未来』(岩波新書)を読みました。この本はネットとはなにか、その真の姿や未来について書かれたもの。特に印象的だったのは、コンテンツ側がいかにプラットフォーム側と付き合っていくのかという点です…

文章が書けない理由は「遅い」「まとまらない」「伝わらない」――ナタリーに学ぶ、"完読される"ライティング術

「書くことはあとからでも教えられるが、好きになることは教えられない」 とても久々にライティングの本を読みました。手に取ったのは『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』。著者はナタリー運営のナターシャ取締役の唐木元さん…

これまで閉じていた「ものづくりの内側」を体験! 毎年1万人が来場する「工場の祭典」はメディア化する場所の好例

新潟県燕三条地域で10月に開催される「工場の祭典」。金属加工の産地として知られる同地域でものづくりが体験できるというまちぐるみのイベントです。ちょっと前になりますが、7月にEDITORY神保町でおこなわれた新潟県三条市 國定勇人市長の話を聞き、とても…

紙でもウェブでも見出しが似ている? ニューヨーク・タイムズのタイトル研究がおもしろい

(コロンビア・ジャーナリズム・レビューより) ニューヨーク・タイムズのタイトルに関するデータを、コロンビア・ジャーナリズム・レビューがまとめています。紙面とデジタルのタイトルを分析したものが、上のようなチャートでまとめられています。 見てみ…

「Yesterday's Resources」という小さなニュースレターをはじめました

今日、「Yesterday's Resources」という小さなニュースレターをはじめました。 なんで今さら、と自分でも思うのですが、メディアの輪郭というブログを2年近くやっているなかで、ひとつ悩みがあったからです。 「メディアの輪郭」のつくりかた——リサーチをは…

コンテンツで儲けるためには――12のビジネスモデルとメディア編集力から考える

すでにメディアに関心のある方は目を通しているかもしれませんが、「メディアの未来」という特集を組んだ『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー 2015年7/01号』がおもしろかったです。いまさらながらですが、人選がよかったです。 「コンテンツで儲ける可…

日本ではなぜWeb専業のジャーナリズムメディアが生まれないのか?

最近、「日本ではなぜWeb専業のジャーナリズムメディアが生まれないのか」と聞かれる機会がありました。難問というか、答えられたらこんなブログはやっていないわけですが、いろいろ考えてしまいました。 ただよくよく考えてみると、海外でもピューリッツァ…