2014-01-01から1年間の記事一覧
300万人の購読者、1億ドルの利益 2005年、ニューヨークに住む人600人に向けてはじまった、男性向けのニュースレターサービス「Thrillist(スリリスト)」 や運営会社について、米WIREDにて詳細に伝えられていたので、かいつまんで紹介します。立ち上げ1年で3…
昨年あたりから、動画の書き起こしメディアが増えてきました。一番読まれているのは、おそらくログミーでしょうか。タイトルや見出しなどの編集力はもちろん、時事的なトピックを押さえているのもすごくメディアとして良質だなあと思います。 一方で、著作権…
現在、米ハフィントンポストが、メディアプロジェクトやライターに支援することができるサービス「Beacon(ビーコン)」を利用してクラウドファンディングをしています。どのような目的なのか。 それは、白人警官が黒人少年を射殺した事件を発端として、暴動…
アグリゲーションや要約など、トレンドに柔軟なフィナンシャル・タイムズ 以前、「英フィナンシャル・タイムズの中間報告書から分かる3つのコト」でも紹介した、フィナンシャル・タイムズ。デジタルも順調に伸びており、モバイル経由の読者も増えています。 …
海外で注目すべきメディア分野の一つとしてスポーツサイトがあると考えています。多くの人が読むジャンルであり、新興・大手ともスマホシフトに積極的です。さらには、データも多くあるため、さまざまな実験的なコンテンツづくりもできます。 モバイル流入が…
今年5月、バズフィード社長ジョン・スタインバーグ氏が退任するというニュースがありました。ついに新社長が決まったようです。 バズフィード社長がまもなく退任、ベンチャーキャピタルへ バズフィード元社長、「Daily Mail」にCEOとして参画 新社長のグレッ…
海外ではいくつかミレニアル世代(1980年代から1990年代に生まれた世代)にターゲットを定めたメディアが生まれています。以前も紹介したことのある「The Daily Dot(デイリー・ドット)」というメディアの新展開について紹介します。 (参考)月間1100万ユ…
海外メディアをみるときに、スポーツメディアに注目しています。テーマ的に多くの人が閲覧し、速報などのニーズもあることから、モバイル対応が進んでいることが多いからです。 たとえば、テレグラフ・メディア・グループが立ち上げたモバイルに特化したサッ…
「TOKYO DESIGNERS WEEK.tv -茂木健一郎の発想の種 IMAGINE-」にて、作家エージェンシー「コルク」代表で編集者の佐渡島庸平さんが取り上げられていました。これまで、バガボンド、ドラゴン桜、働きマン、宇宙兄弟などヒット作を手がけ、5000万部以上を売り…
Facebook共同創設者クリス・ヒューズが買収した歴史のある雑誌「The New Republic(ニュー・リパブリック)」。1914年に創刊しており、今年で100周年ということで、100本のアーカイブ記事を公開する取り組みをはじめています。 8月11日からスタートしており…
以前「Flipboard、ニュースキュレーションアプリ『Zite』をCNNから買収」という話題で触れたことがあるマガジンアプリFlipboard(フリップボード)。 フリップボードがついに動画広告をはじめるというとのこと。日本ではフリップボードライクなAntenna(アン…
先日、5000万ドル(約51億円)もの資金調達を発表したバイラルメディア「BuzzFeed(バズフィード)」。盗作記事を制作した記者が解雇されたりなんてこともありましたが、過去の記事を4000本も削除したという話題もあります。 Gawkerの記事によれば、先月には…
ワシントンポストが、過去最高の月間ページビュー数を記録したと発表しました。ちょうどアマゾンのジェフ・ベゾスが買収してから1周年のタイミングですね。 エグゼクティブエディターのマーチン・バロン氏、マネジングエディターのケビン・メリダ氏、エミリ…
(photo credit: KROCKY MESHKIN via photopin cc) 以前、「NYタイムズ、料理レシピサイト『NYT Cooking』を立ち上げ」という記事を書きましたが、ビジュアル重視で15000以上のレシピを閲覧できるサイトを立ち上げるほど、料理の分野には力を入れています。 …
「伝統メディアも踏み出す、バイラルメディア立ち上げ」という記事でも紹介した、英新聞社「Trinity Mirror(以下、ミラー)」。モバイル・ソーシャルに焦点を当てた複数のメディアを運営しています。 4つの実験的なメディアで読者&売上も増えた 一番最初に…
フリーライターとコンテンツに力を入れたい企業をつなぐプラットフォーム「Contently」がなんと調査報道NPOを立ち上げました。ここ最近のメディア関連ニュースでは個人的に一番インパクトがあるものです。 2010年にスタートしたプラットフォームとして、コン…
これまでたびたび紹介してきた、イーベイ創業者、ピエール・オミダイア氏のメディアカンパニー「ファースト・ルック・メディア」。公式ブログにて、その現状が共有されていたので簡単に紹介します。 イーベイ創業者のメディア会社名は「First Look Media」に…
2014年も半分以上が過ぎ、さまざまな中間レポートが出されています。今回は、メディアコングロマリットのピアソン社のレポートから、ファイナンシャル・タイムズに関することをいくつか紹介したいと思います。 1. 購読者は成長(デジタルは順調) まずは部数…
海外では、伝統メディアもソーシャルからの流入を目指して、バイラルメディアを立ち上げる事例も出てきています。今回は3つの事例の紹介です。 ワシントンポスト:KnowMore ワシントンポストが昨年10月にスタートした「Know More」というメディアがあります…
先日、東洋経済オンライン主催のミートアップ「Future Media Meetup ~日米ジャーナリズムの現在と未来~」に参加してきました。 Future Media Meetup : ATND 登壇したのは、ファストカンパニーなどで執筆するニューヨーク在住のフリーランスジャーナリスト…
海外の動画ニュースで飛び抜けてイケている「NowThis News」というサイトがあります。 新時代のニュースサイトとして、「NOWTHIS NEWS」は、人々が接するデバイスの変化に伴って、コンテンツやニュースのあり方を摸索しながらも挑戦しています。 CNNやABC Ne…
Amazonのジェフ・ベゾスのワシントンポスト買収からしばらく立ちましたが、IT起業家たちのメディアへの大移動は顕著となっています。 早い時期からメディアに手を付けていた人物として、100年ほどの歴史を持つメディア「The New Republic(ニュー・リパブリ…
ワシントンポストが、新メディア「Storyline(ストーリーライン)」を公開しました。人や政策、データに関する記事を発信しているのですが、ストーリーを重視している点が特徴です。 記事や動画、グラフィック/チャートなどを活用して政策を伝えていきます…
文化系トークラジオ Lifeの「里山ウェブ」に関する回が面白かったので、少し書いてみます。里山ウェブとは、以下のようなことを指しています。 小難しい思想が好きな人向けに言えば、資本主義の原理の中で自らの作品がよそよそしいものに感じられてしまう労…
非営利の調査報道メディア「プロパブリカ」は、2014年3月にデータセットを販売するデータストアをスタートしました。 「The ProPublica Data Store」では、プロパブリカがデータクリーニングし、加工・分類・整理したデータセットを、ジャーナリストおよび学…
海外では、ネット発の調査報道メディアというものがいくつかあります。一番有名なのはおそらく2007年に設立されたプロパブリカでしょう。毎年1000万ドル(約10億円)ほどの寄付を受け、調査報道やデータジャーナリズムに取り組んでいます。 2010年にオンライ…
先日、「キュレーションメディアサミット」というイベントに登壇してきました。 これから来る!?キュレーションメディアサミット | Peatix 国内外でキュレーションメディアやバイラルメディアが勃興し、注目を集めています。僕は「BuzzFeed(バズフィード)…
最近、メディアやジャーナリズムの未来を考える系のイベントが多くなっているような気がします。新しいメディアが生まれたり、大手も色んな実験をやっていて面白い時期です。 昨日は、現代ビジネスでもメディア関連のイベントを行いました。モデレーターは津…
毎年、「最も影響力のある◯◯」シリーズを発表していることでも知られるアメリカの経済誌フォーチュン。同紙が、新しく、「最も影響力のある女性」についてのニュースレター「The Broadsheet」を開始しました。 「最も影響力のある女性」シリーズの延長線上に…
アトランティック・メディアが政府・行政関連ニュースを伝えるサイト「GovernmentExecutive.com」内に「State & Local」というコーナーを設置しました。 政治・行政の動きを伝えるとともに、マネジメントの切り口の記事も多く発信し、役人のマネジメント能力…