2013年、バイラルメディア「Upworthy」でよく観られたコンテンツは「社会問題」
メディアの輪郭でたびたび取り上げてきた海外の有力なバイラルメディア「Upworthy(アップワーシー)」。この記事では、2013年にどのようなトピックが多く読まれていたのかを紹介します。
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(インフォグラフィックはUpworthyの特設ページよりスクリーンショット)
セクシャルマイノリティや格差などの動画がよく観られた
アップワーシーの公式ブログでは上のようなインフォグラフィックが紹介され、2013年に多く観られたトピックを振り返っています。
ゲイやレズビアンに関する動画がトップで、その次にメディアが映し出す女性に関するもの、収入格差や性平等などに関するコンテンツが続くといった感じです。
サイトのミッション(Things that matter)通り、重要なことを伝え広めることができているのではないでしょうか。例えば、フォトショップなどの利用で美について考えるような動画は440万シェア(記事9本)、がんに関する動画は390万シェア(記事3本)などとなっています。
昨年一番見られたミネソタのガンで亡くなってしまったとある高校生の物語(動画)においては、彼の歌う曲がiTunesで一時トップになるほどの影響があったそうです。
トップ100記事で4億近いPVを稼ぐバイラル性
上位100記事で約4億PVを誇ります。これは1本あたり平均300〜400万PVを記録したことを示していて、シェアに関しては1本あたり42万回以上だったのだとか。また、昨年投稿したコンテンツのうち、139本の記事が100万PVを超えたとのことです。
シェアやPVに関して新興メディアの中ではやはり圧倒的で、2014年もさらなる展開に注目があつまることになるでしょう。個人的にはマネタイズや成長率などを中心に見ていきたいと思います。
【参考】