Upworthyはどのように稼ぐのかーーユニリーバのネイティブ広告を開始
これまで何度も紹介してきたメディア「Upworthy」。動画キュレーションを行うメディアとしての勢いに注目が集まっています。
Upworthyはこれまでゲイツ財団をはじめ、スポンサードポスト(ネイティブ広告)でマネタイズを図ってきました。このたび、ユニリーバのネイティブ広告を開始することを発表しました。
同メディアが今年4月に発表した「Upworthy Collaborations」という広告モデルのパートナーとして、ユニリーバが参加するというかたちです。この広告モデル発表前は、SkypeやDoveなどと実験的に広告を行ってきたUpworthy。
今回をユニリーバを公式なブランドパートナーとして迎え、同社のProject Sunlight(持続可能な社会に向けて取り組むプロジェクト)のプロモーションを行っていくとのこと。
社会性の高い情報発信に強みをもつUpworthyとも相性が良いと思います。今回のユニリーバのように、企業のCSR事業のプロモーションとしての活用は今後も増えていくのではないでしょうか。
ユニリーバは以前「ヴォックスメディアに移籍したエズラ・クライン、ニュース解説メディア『Vox』立ち上げへ」という記事で紹介したメディア「Vox」のスポンサーも行っており、新興メディアとのコラボレーションを積極的に行っている印象があります。
今後どのような企業とパートナーを組んでいくのかも注目したいところです。Upworthyの広告モデルをはじめとするバイラルメディアの稼ぎ方は参考になることが多いと思います。