ヴォックスメディアに移籍したエズラ・クライン、ニュース解説メディア「Vox」立ち上げへ
「Project X」として進められていた、米ヴォックスメディアに移籍したエズラ・クライン氏のプロジェクト。同氏については以下の記事で詳細に書きましたので、参照ください。
キャッチコピーは「ニュースを理解する」
3月9日、クライン氏は「Vox(ヴォックス)」という新メディアを立ち上げることを発表しました。
Project X is dead. Long live http://t.co/wJVLN0dCYV! http://t.co/QW3w41dgeA
— Ezra Klein (@ezraklein) 2014, 3月 9
「ニュースを理解する(Understand the news)」をキャッチコピーに据える、ニュース解説メディアの誕生です。すでに同サイトのツイッターのフォロワーは3万人ほどと注目を集めています。
弱冠29歳のクライン氏が手がけるこのサイトは、名前の通り、ヴォックスメディアを背負うものになりそうです。
カバー領域は政治、文化、科学、ビジネス、食、スポーツなど
ニュースを報道するとともに、ニュースとなっている問題(イシュー)の解説も交えていくことで、理解を促進していくとのこと。
政治や公共政策、世界情勢、ポップカルチャー、科学、ビジネス、食、スポーツなど非常に幅広い分野をカバーしていくことが発表されています。
難しいトピックはなかなか読まれませんが、Q&A形式やグラフィック、動画、ビジュアライゼーションなど多様な発信方法を用いることで読まれるように実験していくようです。また、GE(ゼネラル・エレクトリック)がローンチ時のスポンサーについています。
日本でもTHE PAGE(ザ・ページ)やTHE NEW CLASSIC(ニュークラシック)などのニュース解説メディア、最近でもCredo(クレド) などのプレイヤーも登場しています。
ニュース解説や専門家によるキュレーションなどは今後も盛り上がってくることでしょう。