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メディアの輪郭

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イーベイ創業者が新メディア「The Intercept」開始ーーNSAの盗聴活動の実態に迫る

メディア ジャーナリズム イーベイ

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これまでたびたび伝えてきたイーベイ創業者ピエール・オミダイア氏のメディア立ち上げについて。彼のメディアカンパニー「First Look Media」が最初のメディアをローンチしたので紹介します。

長期的には、体制側を監視するジャーナリズムを生み出す

新メディアの名前は、「The Interceptインターセプト:傍受の意)」。NSA(国家安全保障局)の盗聴活動の実態に迫ります。

NSAについては、昨年、元NSA契約職員のエドワード・スノーデン氏が当時ガーディアン紙にいたグレン・グリーンワールド記者 (Glenn Greenwald)に対してNSAの盗聴の実態と手口を内部告発。それがガーディアン紙に掲載され、その盗聴実態が世界に知れ渡ることになりました。

以来、いままで、そしてこれからもしばらくは話題となりそうなNSAの問題。そこに焦点を当てたウェブメディアがインターセプトなのです。

発行人にはオミダイア氏、編集者にはグリーンワールド氏、 ジャーナリストでドキュメンタリー作家ローラ・ポイトラス氏、調査報道記者で作家のジェレミー・スケイヒル氏が就任し、ライターや記者、アナリストとともにメディア運営を行っています。

このメディアでは短期・長期のミッションをそれぞれ発表しています。短期はスノーデン氏から提供を受けた資料をもとにNSAについて報道すること、長期的には、他のトピックに関して政府等の体制側を監視するジャーナリズムを生み出していきたいとのこと。メディアとしてウォッチドッグ機能を持つ骨太なメディアを目指しているようです。

今年中にメインサイトや他のウェブメディアも立ち上げ予定

以下、2つほどすでに公開されている記事を並べてみます。米国の暗殺プログラムにおけるNSAの役割やNSAなどの情報機関の写真などです。ここでしか読めない記事が多いので、コメント欄での議論もかなり盛り上がっています。

現在は、NSAについてのトピックを記事として発信していますが、今後は政府や企業の説明責任などもカバーしていくのだとか。オミダイア氏による「First Look Media」への初期投資が2500万ドル。そのため、かなりお金もかけて調査報道のようなことができ、影響力のあるメディアになりそうです。

今回紹介したメディア「インターセプト」に注目するとともに、「First Look Media」の動向を追っていきたいです。今年の後半には、メインとなるサイトや別のウェブメディアも立ち上げ予定とのことで楽しみです。

インターセプトの最新情報はツイッターアカウント(@the_intercept)で知ることができるので、フォローするとよいかと思います。