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たった1ヵ月で読者数は2100万人! 弱冠20歳が立ち上げたバイラルメディア「Distractify」が驚異的

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2013年10月に弱冠20歳が立ち上げたばかりのウェブメディア「Distractify」。

1ヵ月後、そのメディアのユニークユーザー数が2100万人を記録しました。

史上最速で成長するメディア「Upworthy(アップワーシー)」 や月間訪問者数が1.3億人を突破した「バズフィード」、 ワシントンポストが打ち出したメディア「Know More」など、海外では続々とバイラルメディアが生まれています。

流入の9割がFacebookから

そのような先行するバイラルメディアの流れに乗るように「Distractify」も立ち上がりました。スタート後、1ヵ月で2100万もの訪問数、3300万ページビュー、そして流入の9割がFacebookからとのこと。

先日の「バズフィード」の記事でも紹介しましたが、アルゴリズム変更期だったこともあり、それが驚異的な数字の要因となっているようです。

気になる記事コンテンツですが、バズフィードでもおなじみの動物まとめなど、リスト型の記事が多く見られます。

今後はネイティブ広告獲得へ

このメディアを立ち上げたQuinn Huは、20歳の若者。Youtubeクリエイターとして活躍後、「Distractify」をつくりました。

チームは3人からスタートし、現在は5人まで増えています。今後はクリエイティブの体制をつくり、ネイティブ広告にも力を入れていくようです。上述のバイラルメディアもネイティブ広告に力を入れています。

「スポンサードコンテンツ」を支える広告制作チームとは/海外ウェブメディア4事例 』という記事でバズフィードの広告についても書きましたが、今年だけで600〜700本のスポンサードコンテンツを制作し、6000万ドルの収益を上げています。

また、アップワーシーもゲイツ財団とコラボしてスポンサードコンテンツの展開をスタートしました。バイラルメディアとスポンサードコンテンツは相性が良いのかもしれません。

小さいチームで影響力のあるメディアがつくれる時代

海外ではバイラルメディアがどんどん出てきていますが、「Distractify」は記事終わりの導線をFacebookのシェアのみにしぼっているなど工夫されています。

今回を紹介した「Distractify」を見ていると、小さいチームでも影響力のあるメディアがつくれる時代なんだなと感じます。

バイラルメディアの動向については引き続き、情報を追っていきたいです。

 

【参考記事】