メディアの輪郭

更新するだけ健康になれる気がしています

雑誌『WIRED』のゲストエディターにビルゲイツ氏ーー途上国の諸問題を解決に導くイノベーションを特集

f:id:kana-boon:20131115034421p:plain

途上国イノベーションをキュレーションする

世界で最も影響力のあるテクノロジーメディアの一つ『WIRED』。その12月号でビルゲイツ氏がゲストエディター(主にトピックのキュレーションなどを担当)に迎え入れられています。

この号では、データやデザイン、テクノロジーを通じた途上国の課題解決など、広くイノベーションについて扱っています。ゲイツ氏は2013年4月から動き始め、半年以上をかけたものがようやくでき上がりました。

ポリオの撲滅やマッピングプロジェクトなどのイノベーションのほか、元アメリカ大統領クリントン氏との対談も動画で収録されているようです。

ゲイツ氏のポリオの知識は雑誌に反映

実在しないけれどもゲイツ氏があったらいいなと思うガジェットのプロトタイプをつくって、雑誌に掲載したり、彼のポリオに対する深い理解と知識が特集にも反映されていたり、ゲイツ色のしっかり入った号のようです。

また、今回の雑誌発行に際して、ゲイツ氏はWIREDにエッセイを寄せています。彼の頭の中にある途上国問題、そして世界の救い方にいたるまでが書かれています。

実現味のありそうな彼のプランをのぞいてみてはいかがでしょうか。

  • Bill Gates: Here’s My Plan to Improve Our World — And How You Can Help

http://www.wired.com/business/2013/11/bill-gates-wired-essay?mbid=synd_gfdn

また、デザインファームIDEO代表のティムブラウンも今回の号にあたり、寄稿記事を執筆しています。

  • In the Developing World, Smart Design Can Make the Difference Between Life and Death

http://www.wired.com/design/2013/11/design-for-the-developing-world?mbid=synd_gfdn

ちなみにWIREDでは過去に、映画監督のジェームズキャメロンやJ・J・エイブラムスなどをゲストエディターとして迎えたこともあります。

 

【参考記事】

  • Working With Bill Gates Changed Us. Now, Let’s Change the World

http://www.wired.com/magazine/2013/11/21-12-from-the-editor/ 

  • Bill Gates Is Now a Magazine Editor

http://mashable.com/2013/11/13/bill-gates-wired-editor/

  • How I Became the Editor of WIRED (for One Issue)

http://www.thegatesnotes.com/Personal/How-I-Became-Editor-of-WIRED

 

感想などありましたら、Twitter / Facebookにてお知らせください:)