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ハフィントンポストが新たに仕掛けるグローバルメディア「THEWORLDPOST」とは?

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1月9日、ハフィントンポストと「Berggruen Institute on Governance(ベルグレン研究所)」のジョイントベンチャーが新しいグローバルメディア「THEWORLDPOST(ワールドポスト)」の立ち上げを発表しました。

以前、「トラフィックの約半分が米国以外からになったハフィントンポスト、今後目指すところは?」という記事でハフィントンポストの状況についてもお伝えしましたが、これまでより一層、世界の出来事(Global Affairs)を発信していくようです。

豪華な編集委員が名を連ねるワールドポスト

ワールドポストで発信される記事は、今後公開される予定のウェブサイトとHuffPost Worldで読むことができるようになるのだとか。加えて、フランス、イタリア、スペイン、ドイツ、日本、ブラジル、韓国など、ハフィントンポストの各国版で記事が展開されるようになるそうです。

編集委員は11名おり、ベルグレン研究所の会長ニコラス・ベルグレン氏、ハフィントンポスト編集長アリアナ・ハフィントン氏、アスペン研究所のCEOウォルター・ イサクソン氏、イーベイ会長ピエール・オミダイア氏、グーグル会長エリック・シュミット氏などをはじめとする豪華な面々が揃っています。

特にピエール・オミダイア氏は自身も、新しいメディアを立ち上げているので、この参加は興味深いです。

ワールドポスト編集長にはベルグレン研究所のネイサン・ガーデルズ氏が就任し、編集主幹にはハフィントンポストのビジネスエディター、ピーター・グッドマン氏が務める予定とのこと。

トニー・ブレア氏やビル・ゲイツ氏なども寄稿予定

寄稿者には政治的なリーダーやノーベル賞受賞者、起業家などを集めており、グローバルに影響力のあるメディアとなっていきそうです。ちなみに、英ガーディアンの記事によれば、元イギリス首相トニー・ブレア氏やマイクロソフト創業者ビルゲイツ氏なども寄稿してくとのこと。

気になるワールドポストのローンチは、1月22~25日にスイスで開催される世界経済フォーラムの期間中に行われるそう。どのようなサイトになるのか、リリース時の記事や寄稿者など、あらゆる点が注目されるところですね。

世界中のリーダーたちの発信も期待するべきところですが、ローカルすぎてこれまでに発信されてなかった出来事などをどれだけ拾っていくメディアになっていくのか楽しみです。

ウェブサイトのURLはこれだそうです(準備中)。

http://www.theworldpost.com

 

<追記:1月22日>

ついにローンチされ、このURL(http://www.huffingtonpost.com/theworldpost/)で発信されています。アリアナ氏によるこのメディアの紹介記事は以下になります。

 

【参考】