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USA Todayがスポーツゲームサイト「Fantasy Score」を公開

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海外で注目すべきメディア分野の一つとしてスポーツサイトがあると考えています。多くの人が読むジャンルであり、新興・大手ともスマホシフトに積極的です。さらには、データも多くあるため、さまざまな実験的なコンテンツづくりもできます。

今回紹介するのは、USA Todayがはじめた、新スポーツゲームサイト「Fantasy Score」。こちらも興味深い取り組みです。

アメリカやカナダ在住の18歳以上であれば基本的にだれでも参加できるサイトで、フットボールリーグ(NFL)については現在、ゲームに参加することができます。メジャーリーグMLB)やプロバスケットボールMBA)、ホッケーリーグ(NHL)なども追って楽しめるようになるとのこと。

架空のチームによるトーナメントスタイルのゲームで、参加料がマネタイズの切り口の一つ。加えて、無料ゲームを提供し、これをネイティブ広告として販売することで売上をたてていこうという方向性です。 

このようなゲームジャンルである、「ファンタジー・スポーツ」。その規模は2014年に4100万人がプレイするようになるのだとか。実在する選手のなかで架空のチームを形成し、実際の試合における選手の成績によってスコアがつけられるというのがベーシックなもの。 ESPNやYahooなどサービスを提供しています。

「FantasyScore」 は現在、USA Todayのウェブと紙でプロモーションされ、この分野に注力したい動きがあります。「バズフィードの最近の動向ーー新社長就任、資金調達、ゲーム参入など」という記事で、バズフィードのゲーム参入についても増えましたが、メディアがゲームに寄っていく動きも追いたいですね。

 

USA Today to Launch Daily Fantasy Sports Gaming Site | Media - Advertising Age