NYタイムズが「フードエディター」設置ーー料理情報に注力へ
(photo credit: KROCKY MESHKIN via photopin cc)
以前、「NYタイムズ、料理レシピサイト『NYT Cooking』を立ち上げ」という記事を書きましたが、ビジュアル重視で15000以上のレシピを閲覧できるサイトを立ち上げるほど、料理の分野には力を入れています。
紙面、デジタル、アプリのコンテンツを担当
今回紹介するのは、同社が「フードエディター」を設置したというニュースです。就任したのは、レストラン批評家でシニアエディターだったサム・シフトン氏。1960年代のクレイグ・クレイボーン氏以来となる就任だとか。
ダイニングセクションとNYT Cookingのサイトをメインに担当し、今秋ローンチ予定のNYT Cookingアプリも手がけるよう。紙面とデジタルのコンテンツを手がけ、NYT Cookingアプリにも流していくとのこと。
若年層や女性読者を増やすアプリ戦略?
NYT NowやNYT Opinionといった若年層の課金読者を増やそうとする施策も注目されているNYタイムズですが、今回のようなフードエディターや食に特化したアプリを打ち出していくのも興味深いですね。主婦層をはじめとする女性読者を増やす施策なのでしょうか。
今回はフードエディターでしたが、バズフィードなんかはブックエディターという役職もあるようです。食や本など、暮らしや趣味に関するところまで編集者がいるメディアというのはうらやましいと思います。
Sam Sifton Is Now the NYT's Food Editor - Food Media - Eater National