ニュース解説メディア「Vox」が初となるグラフィックエディターを採用
ニュース解説メディア「Vox」が初となるグラフィックエディターを採用したと、The Drumなどが報じています。Voxに参画するJavier Zarracina氏はロサンゼルス・タイムズでグラフィック&データエディターの職に就いていた人物。
ボストンマラソン爆弾テロ事件の報道ではピューリッツァー賞受賞チームの一員だった彼は新天地では、動画チームとともに、動画におけるグラフィック活用をすすめていくようです。
Voxはこないだのオバマ大統領インタビューでも動画×グラフィックの力を見せていましたし、記事以外でのグラフィック活用はこれからのメディアにおいて注目したい点です。VoxのYouTubeチャンネルをみると、8万人以上が購読し、4000万回弱の再生回数を記録しています。以下の媒体紹介動画もかなりかっこいい仕上がりです。
日本でもニューズピックスにはインフォグラフィックエディターの櫻田潤さんが加入している事例があります。ニューズピックスの場合はVoxとは違い完全にモバイル最適化でのグラフィック文法を発明しようとしていることが特徴だと思います。
今回のZarracina氏は自身のポートフォリオにて、ロサンゼルス・タイムズをはじめさまざまな媒体でのグラフィックやデータビジュアライゼーションを公開しています。関心ある方はのぞいてみては?
【関連記事】