ニューヨークタイムズとスターバックスがコラボーーニュースアプリ「NYT Now」の利用促進で
ニューヨークタイムズが月8ドルという価格設定ではじめたニュースキュレーションアプリ「NYT Now」。その日に読んでおきたい記事やニュース要約など編集部が手を動かして届けてくれるというものです。
そのアプリのプロモーションに際して、スターバックスとコラボしたとのこと。
スターバックスカードもしくはアプリを通じて商品購入するとポイントが貯まるマイ・スターバックス・リワード・プログラム(My Starbucks Rewards)を利用している方がNYT Nowを12週間利用できるというものです。
アプリを通じた購入を進めているスターバックスと、ニュースをアプリ経由で読んでもらいたいニューヨークタイムズのニーズがある程度は合致していますし、コーヒーを頼んだお客さんが店内でNYT Nowを通じて記事を読むという「シーンの創造」もできるかと思います。
以前にもこの2社のコラボは実現しており、スターバックスのwifiネットワーク利用者がニューヨークタイムズのウェブ記事を無料で読むことができるということでした。
このようなカフェとメディアの連動は相性が良いのではないでしょうか。
以前、「海外ウェブメディアの現在地 〜新興メディアの視点と大手メディアの実験」という記事で、英ガーディアン紙の「#guardiancoffee」というカフェスペースについて取り上げたことがありました。
国内でも毎日新聞社が「毎日メディアカフェ」というネーミングで読者との接点を持ったりしていますが、「メディア×カフェ」の取り組みは注目していきたいですね。
【参考】