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メディアの輪郭

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旅行情報メディア「Skift」が雑誌発行へ——デジタル企業が見出す紙媒体の価値

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旅行業界向けのウェブメディア「Skift(スキフト)」が今月13日に紙媒体をリリースすると発表しました。Capital New Yorkなどが伝えています。

スキフトは2012年にpaidContent創業者、ラファト・アリ氏が設立したメディア。バズフィード会長のケン・レーラーが率いるベンチャーキャピタルも投資していることで知られます。月間訪問数は180万ほどです。

きっかけはもともとスキフトが年間の旅行トレンドをPDFやスライドで発表していて、それがコンテンツでいちばん人気だったこと。紙媒体は広告主やクライアント、読者に向けたマーケティングツールという側面で捉えているそう。

また、マネタイズのひとつの選択肢としての機能も期待されます。スキフトは、トレンドレポートの販売やブランドコンテンツ、カンファレンスチケットなどでマネタイズをおこなってきましたが、雑誌広告をとることができれば、メディアとして違う展開となりそうです。第1号ではイギリスのヴァージン・アトランティック航空やエクスペディアなどがスポンサーとなり、2015年の15の旅行トレンドを特集予定です。

創業者のアリ氏は「紙媒体はデジタル企業が戦略的に使うことでいまだに価値をもっていると考えています」と語ります。海外では、政治メディアのポリティコや音楽メディアのピッチフォーク、ウェブサービスのエアビーアンドビーなどが紙媒体を発行するという動きが見られています。

紙媒体を制作することで、コミュニティを深めたり、ブランディングに活用したり、ウェブよりも編集・企画力を生かした特集などもおこなえるでしょう。今後もウェブと紙の使い分けや機能に注目していきたいです。