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動画・要約・直感でニュースを届ける個性的なアプリ3選

2013年はGunosyやSmartNews、Vingow、NewsPicks、LINE NEWSなどニュース関連アプリやサービスなどが盛り上がったように思います。

一方海外ではどのようなニュースアプリがあるのでしょうか。自分もニュースアプリを使うのが好きですが、その中でも定期的に利用している海外のニュースアプリを3つ紹介します。

1. wibbitz

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来年は、「読むニュースから、聞く・観るニュースへのシフト」が少しずつ起こっていくのかもしれません。

まず紹介するイスラエル発の「wibbitz」は、一言で言えば動画ニュースアプリです。元々存在するウェブメディアの記事を音声で読み上げるとともに、きれいな動的なビジュアルもあるので、ニュースを耳と目で理解することができます。

配信しているニュースに関しては、メディアとパートナーシップを結んでおり、5万以上のメディアから記事提供を受けているのだとか。それらを独自のアルゴリズムを用いて動画にしているので、毎月2000万本もの動画ニュースを配信することができるとのこと。

60〜120秒程度のニュースが多いので、スキマ時間に利用できるアプリです。日本でもこのような動画ニュース分野は空いているところではないでしょうか。

あ、あとは「Umano」なんかも近いところでは、とてもおすすめのアプリです。

Wibbitz - Your News in Motion from Wibbitz on Vimeo.

2. circa

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次に紹介するのは「Circa」です。このアプリは、ニュース要約が特徴で、簡単に記事ソースまで読むことができます。

また、気になるニュースはフォローすることで、続報を知ることもできるようになっています。

めくり方なんかも少し独特なので、面白いです。動画もチェックしてみてください。

3. futureful

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毎日のニュースを追いかけるのに疲れている人には、「futureful」が合うかもしれません。ずばり、直感的なニュースアプリです。

単語がいくつかバブル状で現れ、それらをつなぎ合わせることで、ニュースを出会うことができます。読みたい記事がある人は面白くないかもしれませんが、意外なニュースやトピックスとの遭遇を楽しみたい人はハマると思います。

futurefulはフィンランド発のアプリですが、あまりに個人的に気に入っているので、北欧から生まれるアプリやサービスが気になるところです。

 

以上3つのニュースアプリでした。

どのアプリも資金調達をこれまでに実施していて、「wibbitz」は230万ドル、「Circa」は75万ドル、「futureful」は150万ドルとなっています。

今回紹介したのは、動画・要約・直感とどれもニュースの価値や接点を変えるものばかり。個人的には「読むニュースからの脱却」が進むのかどうかに注目しています。

日本でもニュースやメディアはじわじわとした変革期を迎えていると感じるので、2014年、どのようなニュースアプリが生まれて来るのか、とても楽しみです。