繰り返し読みたいメディアや編集に関する記事9本
以前、自分が読んでいるメディア関連のブログを紹介しました。
今回は、自分が繰り返し読むことがあるメディアや編集に関する9本の記事を印象的な部分を引用などしながら紹介します(もちろん紹介したい者はもっとありますが)。
ところで、編集ってなんでしょう。僕は、「その場にいたい」「この目で見たい」「誰彼かまわず話したい」「そしてウケたい」、この4つが大事な部分だと思います。最後の「ウケたい」が編集者として1番大事だけど、1個でも欠けたらBRUTUSは作れないのです。雑誌には編集長、編集者の性格が明らかに出ます。だから、作っている人間は「人より多く笑い、泣き、怒り、悲しむ」ぐらいで走り続けているのが理想です。
「好奇心を人任せにしてはいけない」という言葉も印象的です。
「速い」「フラット」「ファン目線」の3つで「ナタリー的」という部分やビジネス面などもとても参考になります。この記事は無料で読めるのがすごいくらいで、かなり読み返してます。
友だちに話しかけるように書け
「書く」というよりは「指でしゃべる」。くだけた調子でいいし、文章も下手くそでいい。時には実験的な書き方でも構わない。
そうすることで、その記事自体がとても読者に身近になる。
記事をn次利用しろ
読者はそのサイトのほとんどの記事は未見だ。一度書いた記事を何度も表示して、1人辺りのページ数を増やせ。
「関連記事」「人気記事」「1年前の同日の記事」など、出し方はいくらでも考えられる。
これからのメディア戦略の12のポイントがでてきています。
- 希少価値を発揮するコンテンツ
- 体験的価値がもたらすインパクト
- ブランドを通じ読者との関係性を築く
- 複製不可能な人間の才能を重視する
- ライブイベントがもたらす絶頂感
- コンテンツと流通を融合する
- 最重要なのはイノベーション
- 広告価値の減少は継続する
- 消費者に支払わせる能力を築く
- パーソナリティほどユニークなものはない
- 適合力が必要
- それらすべて……
2012年1月から12月までの1年間のPublickeyの売り上げは、合計で835万8819円でした。内訳は、バナー広告やテキスト広告などが473万1300円、タイアップ広告が276万4661円、グーグルのAdSenseが64万9086円、Amazonアフィリエイトが5万3772円、記事ライセンスなどその他が16万円でした。
ひたすらにすごいです。。
「自社サイトをメディア化する」にあたって、LIGが意識したことは以下のようなことだそう。
- オリジナルのコンテンツを常に発信し続ける事
- 社内の雰囲気や情報を垂れ流す事
- ユーザーと交流する事
- ファンを作る事
メディアメーカー田端信太郎さんのインタビュー記事より。
ネットメディアの編集者には、もっと気構え、矜持、モラル、プライドをもってほしい。自らの影響力を自覚せず『俺らが楽しければいいよね』という考えでメディアを作っていては、読者からのリスペクトは得られないし、媒体としてのブランド価値は上がらない。紙メディアのすべてを肯定するわけではないですが、ネットメディアが学ぶべきところはたくさんあります
イケダハヤトさんのブログより。ヤフトピ掲載を目指すコツとして以下の3点を上げています。担当者のお墨付きでもあるそうです。
- 資料価値の高さ
- 意見の独自性
- 「Yahoo!ニュース個人」のオーサーになる
greenz.jp編集長のYOSHさんのスライドより。
編集長の仕事=コミュニティの温度を温かくすること。そのために、「らしさ」「可能性」「居場所」をつくる。
コンテンツディレクター=コンテンツが世に出るまでの設計図を描くこと&流れを整えること。
また、読み返しながらがんばろうと思います。みなさんの読んでいる記事などもぜひ教えてください:)