アメリカでグーグルの広告収入が新聞/雑誌業界を超えたーーその額なんと年間60億ドル
広告収入が激減する新聞/雑誌、増加するグーグル
アメリカでグーグルの広告収入が新聞/雑誌業界の広告収入を超えたようです。
ウェブメディア「ビジネスインサイダー」の伝えるところによれば、今年は同社の収入が60億ほどで、そのほとんどが広告によるものとのこと。チャートを見ると分かりますが、2004〜2013年にかけて新聞/雑誌ともに、広告収入の激減ぶりが甚だしいですね。
グーグルが既存のメディア業界の広告収入を上回ったのはメディア業界にとって一つの大きな出来事には違いありません。新聞/雑誌が今後どのような手を打っていくのか目を向けていきたいです。
テクノロジーとジャーナリズムの融合がカギ
フェイスブック創業者から政治誌「ニュー・リパブリック」オーナーとなったクリス・ヒューズやジャーナリズムに参戦するイーベイ創設者のピエール・オミディアー、そしてワシントンポストを買収したアマゾンCEOのジェフ・ベゾスなど、テクノロジーとジャーナリズムの融合に注力する人物たちの動きが、きっとアメリカのメディア状況を良い方向に変えていくのではないでしょうか。
【参考記事】
- Google Is Now Bigger Than Both The Magazine And Newspaper Industries
http://www.businessinsider.com/google-is-bigger-than-all-magazines-and-newspapers-combined-2013-11
【過去記事】